福岡大学 医学部 心臓・血管内科学講座

ご挨拶

教室全体に活気があり人を育てる環境づくりを意識しています。

2017年4月、福岡大学医学部心臓・血管内科学講座の主任教授に就任いたしました。私は、福岡大学医学部を卒業後、福岡大学医学部・病院および米国クリーブランドクリニックにて循環器疾患の診療・研究・教育に従事して参りました。今後も福岡大学に勤務できますことを大変嬉しく思っております。

当教室は、1973年4月に荒川規矩男名誉教授が「内科学第二」を開設され、2000年4月から朔啓二郎教授が主管し、内科学講座の改変より2007年4月に「心臓・血管内科学」と講座名が変更となり現在に至ります。また、福岡大学病院では、「循環器内科」を標榜しています。循環器内科では、冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)、不整脈疾患、末梢血管疾患、弁膜症、心不全、心膜・心筋炎、心筋症、肺高血圧症などの心臓・血管疾患と、冠危険因子の高血圧、脂質異常症、糖尿病、痛風、肥満などの代謝性疾患に対し日常臨床を実施しています。

大学病院としては非常に多くの患者さんへ最先端の検査・治療を提供しております。外来診療では、毎日、必ず4~6名の循環器内科担当医が診療をし、近隣医療施設からの相談や胸部疾患の救急患者の受け入れにも24時間対応しています。さらに、11年前に新診療棟にハートセンターが開設され、心臓血管外科と連携したハートチームとしてCCUの拡充および専門的な心臓リハビリテーションを本格的に始動しました。

当科は、教室全体に活気があり人を育てる環境づくりを意識しています。患者さんに対しては「断らない医療」を展開しており、常に患者さんに寄り添うことを心がけています。
今後は更に多くの臨床試験を企画し、様々な先端治療や臨床エビデンスを創出を目指します。
そして、教室員一同が一般内科から循環器専門まで診療できる医師であることを目指しています。

心臓・血管内科学のご紹介

  • 心臓・血管内科学について

    大学病院としては非常に多くの患者さんへ最先端の検査・治療を提供しています。

  • 診療案内

    外来、入院をご希望の方はこちらをご覧ください。

  • 診療・研究内容

    多くの臨床試験を企画し、様々な先端治療や臨床のエビデンスを創出しています。

  • 医学生・研修医の方へ

    充実した経験と学習の場を準備しています。